のぞみ会主催見学会で、社会福祉法人原町成年寮の就労移行支援センターと地域生活援助センターへ行きました。社会福祉法人原町成年寮では、上記の事業の他、グループホーム、ケアホーム、通勤寮営、奥戸福祉館の運営をしています。

　就労移行支援センターでは、①パソコンのデータ入力・グループホームなどで使用するタオルの洗濯や配達、館内の清掃、などの作業を通して、アセスメントを行い支援計画を作成する→②実習やグループ就労を利用し訓練を行う→③訓練と並行して就職活動を行い、適切な就職先が見つかったら必要に応じてジョブコーチが支援を行う、という流れで、就労支援を行っているということでした。

　地域生活援助センターでは、以前就労していてリタイアした比較的高齢の方や重度の障害を持っていると判定された方の日中活動として、教材の袋づめなどの作業を行っており、みなさん熱心に作業に取り組んでいました。

　自立支援法の施行により、事業者と利用者の契約によりサービスを選ぶ時代ということで、利用者やその保護者、そして支援を行っていく立場である私たちスタッフもいろいろな事業所の特性を知り、よりよいサービスを選んでいけるよう知識や情報を得ることが大切であると感じました。

　見学後、同法人が運営する「モモズレシピ」というパン工房で、ホットドッグなどを購入して帰りました。ここでも、実習の場として、知的障害の方が、接客やバックヤードで働いていました。ホットドッグは、奥戸福祉館特製のパンを使っており、とてもおいしかったです。是非、一度お出かけ下さい。